マタニティスイミング7つの効果を紹介!本当に痩せるの?【実体験】

プールで浮いている女性 マタニティスイミング

妊娠中はマタニティスイミングが良いって聞くけど、どんな効果があるの?痩せるってホント?実際のところどうなのか知りたい!

そんな疑問を抱えている方のために、マタニティスイミングの効果について、実際にスクールに通っていた私の実体験もふまえて徹底解説します!

マタニティスイミングは妊娠中の運動に効果的?

水中の女性
妊娠して6ヶ月くらいに入ると安定期になり、体重制限や体力をつけるために運動をした方が良いと言われています。
妊婦さんでもできる運動の1つとして、マタニティスイミングがあります。

マタニティスイミングとは、妊婦さん用にプログラムを考えられた水中でのエクササイズです。

私も妊娠6ヶ月目から臨月までマタニティスイミングに通いました。
そのおかげで出産はスムーズに進み、初産なのに陣痛から3時間で産む事ができました!

泳ぐ事で肩凝り解消になったり、腰回りも柔軟に動かすので安産効果もあります。
また、マタニティスイミングでは泳ぐ前に健康診断をしてくれたり、インストラクターが見ていてくれるので、1人で泳ぐよりも安心です。

妊婦さんには絶対にオススメの運動ですが、まだマタニティスイミングをよく知らない方のために7つの効果をご紹介します。

 

マタニティスイミングの効果

マタニティスイミングは、妊婦さんにとって嬉しいたくさんの良い効果があります。
主に以下の7つの効果があげられますので、1つ1つ詳しく紹介していきます。

  • 運動不足解消の効果
  • 分娩時のイメトレができる
  • 肩凝りや腰痛解消の効果
  • 安産効果
  • リラックス効果
  • 睡眠不足解消の効果
  • 妊婦さん同士で友達ができる

運動不足解消の効果


まず第一に上げられる効果は運動不足解消です。
お腹が大きくなると、動くのも億劫で引きこもりがちになってしまいます。

そうなると、どんどん体力が落ちていって体力勝負と言われている分娩の時や産後が少し不安にもなってしまいます。
分娩時には生きてきた中で一番体力を使いますので、妊娠中に体力をつけておくのはとても大事な事です。

「地上でのウォーキングで十分!」

と言う方もいるかも知れませんが、水中で行なう事のメリットは体が軽く感じる事です。

妊娠中期〜後期になってくるとだんだんお腹も大きくなってきて、体重が増えるにつれ自分の体と思えないくらい動くのが大変になってきます。
そうなると、ウォーキングするのも息が切れて大変です。

その反面、水中では浮いてられるので体重の重さは気にせずに運動ができます。

マタニティスイミングでは、実はがっつり泳ぐところもあるので、運動不足解消には最適です。
クロールや背泳ぎやバタフライの泳法で、25mを泳ぐのにも結構体力を使うことも。

私もマタニティスイミングに通いましたが、終わった後には結構バテていました。

やってみてわかったのですが、お腹が大きくても意外と泳げるものです。
最初はどっと疲れるかも知れませんが、何回か通ううちに体力がついてくるので体力に自信が持てるようになります。

分娩時のイメトレができる


マタニティスイミングの一番の特徴として、出産時の呼吸法の練習がプログラムに含まれています。
恐らくやり方はそれぞれのスクールで違うかと思いますが、主に「ラマーズ法」という呼吸法を教えてくれます。

ラマーズ法は出産時の痛みを和らげることができたり、陣痛のリズムと呼吸を合わせる事で分娩しやすくなる効果があります。

私もラマーズ方を身に付けたおかげで、出産時は全く痛みを感じませんでした。
(もちろん個人差はあると思いますが…!)

マタニティスイミングでの呼吸法練習は、ビート板などの浮き具を使用して水に浮かんだ状態で分娩時をイメージした呼吸を行ないます。

陣痛の感覚によって3段階に呼吸の仕方が分かれていて、実際に分娩時に使用するのでとても役に立ちます。
出産時に備えた練習ができる事で実際にその時になっても焦りませんし、自信がつきます。

肩凝りや腰痛解消の効果


妊娠中は血液の量が増加しているため、結構不良が原因でのむくみや凝りが発生します。
とても体がだるい状態になってしまうのですが、これもマタニティスイミングで解消できます。

運動する事で血行がよくなるのでむくみにも効果がありますし、また、泳ぐ時に全身を使うので妊婦さんが悩みがちな肩凝りや腰痛解消の効果もあります。

私もずっとパソコンを見ながらの仕事をしていたせいもあって、妊娠中はより強い肩凝りと腰痛に悩んでいました。
整体に行ってもなかなか治らなかったのですが、マタニティスイミングを始めた事で症状が良くなりました。

安産効果


お産をスムーズにさせるには、股関節の柔軟性も大切と言われています。
なかなか毎日ストレッチをしていないと、だんだん体は硬くなってきてしまうものです。

出産時には同じ体制を続けますので、股関節を柔らかくしておかないと体制が辛くなってきてしまうことも。
肝心のいきむ時に体制が辛くなってしまっては、うまく力を入れられませんよね。

水中では血行が良くなったり、股関節のストレッチをしたりしますので、柔軟性も高まります。

リラックス効果


妊娠中はホルモンバランスが崩れてイライラしてしまっている方も多いのではないでしょうか?
そんな時こそ、マタニティスイミングです!

水の中でプカプカ浮くことで、リラックス効果が高まります。
体重も重く感じないので地上にいる時ほど動くのが辛いと感じません。

また、スクールの内容では浮きながらお腹をマッサージし、腹式呼吸を行なうものもあります。

呼吸に集中して何も考えずにいられるので、気持ち的にもとっても楽になります。
母体がリラックスすると赤ちゃんにも良いと言われていますので、存分にリラックスしましょう。

睡眠不足解消の効果

寝ている女性
妊娠中期くらいから、睡眠不足に悩む方も多いのではないでしょうか?
中期では「エストロゲン」というホルモンの分泌が多くなる事で、眠りが浅くなるようです。

また、血流が悪くなる事によって夜中にこむら返りが起こり、痛みで飛び起きてしまう事も。

マタニティスイミングを始めると、運動による疲れで一気に眠くなります
私の場合スイミングも久々だったので、子供の頃のように体が言うことを聞かないくらい眠くなってしまいました。

また、血流も良くなることでこむらがえりも解消できます。

熟睡するためには、マタニティスイミングで体を動かす事が一番。
睡眠不足に悩んでいる方には、かなりオススメです。

妊婦さん同士で友達ができる


私の通っているスクールでは、始める前に毎回自己紹介を行ないます。
そこで出産予定日を言うのですが、予定日が近い方もいたりして一気に親近感がわきます。

予定日が近くなくても、同じ妊婦さんが大勢参加しているのでとっても安心しますよね。
情報交換やお互いの状況を報告しあえる仲間ができると、心強くもなります。

妊婦さん同士ではなかなか一緒に話せる機会も少ないので、友達を作るためにスクールに入るのも良いと思います。

マタニティスイミングは痩せる?

マタニティスイミングをやると、痩せるのでしょうか?

私の場合、痩せることはありませんでした。
いくら運動しても、妊娠中はどんどんお腹が大きくなって体重が増えていく一方です。

ただ、産後はすぐに元の体重に戻りました
マタニティスイミングをやっていたことで、体重をキープできたのだと思います。

マタニティスイミングは痩せるためではなく、運動不足解消が一番の目的です。
妊娠中は過度なダイエットも良くないとされているので、しっかりと栄養をつけて運動することを心がけましょう。

マタニティスイミングの効果まとめ

屋内プール
マタニティスイミングには妊婦さんにとって魅力的な効果があることがわかっていただけましたでしょうか。
マタニティスイミングは出産時に役立つ呼吸法や安産効果、妊娠期間中の悩み解消など、様々な効果があります。

マタニティスイミングを行なう事で、出産にむけて自信もつきます。
出産時に向けて、そして辛い妊娠期間を乗り切るためにも、マタニティスイミングはオススメです。

決して無理をしない事が大切なので、お医者さんとも相談しながら、自分に合ったスクールに通えると良いですね。

 

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