妊娠中に腹毛が濃くなって旦那に幻滅された件【原因と対処法は？】

妊娠 体の変化
2019.12.18

妊娠中は体のホルモンバランスが崩れ、様々な面で体に変化が出ます。
その中でも妊娠初期ごろからは、だんたんと腹毛が濃くなってきたと感じる方が多いようです。

私の体験談もふまえて、妊娠中に腹毛が濃くなる原因と、剃っても問題がないのかを調査しました。これからマタニティフォトを控えている方は是非参考にして下さい！

妊娠中は腹毛が濃くなる

妊娠中はお腹が大きくなるだけでなく、体の色々なところで変化が起きます。
症状は人それぞれですが、妊娠初期頃から腹毛が濃くなってきたと言う妊婦さんは多いようです。

人に見せる機会がなければそのままでも良いのですが、夫に見せて恥ずかしい思いをしたり、マタニティフォトで撮影する時には困りますよね。
私もかなり毛が濃くなってしまったので、お風呂上がりに旦那見られて幻滅されてしまいました。

このままだともう女として見てもらえないかも…

この記事では腹毛が濃くなる原因と、対処法について紹介します。

妊娠中に腹毛が濃くなる原因

妊娠中に腹毛が濃くなるのはホルモンバランスが関係しているのですが、具体的にはどのように影響しているのでしょうか。

また、いつごろから濃くなるのか、産後は元に戻るのかを見ていきます。

腹毛が濃くなる原因はホルモンバランス


妊娠中はお腹の中で赤ちゃんを育てるために、女性ホルモンの分泌が活発になります。
子宮の環境を整えたり、母乳を出す準備をするためです。

この女性ホルモンが分泌されることで、腹毛だけでなく体中の毛がだんだんと濃くなっていきます。

ただ、毛が増えているわけではありません。
メラニン色素が増加することにより、腹毛の色が濃くなっています。

今まで産毛のように薄く気にしなかった毛でも、色が濃くなる事により目立ってくるので毛が増えたように感じるのでしょう。

また、お腹の面積が広がってより毛が増えているように感じる事もあります。

人によっては腹毛に変化はなかったり、逆に薄くなる場合もありますが、ホルモンバランスによる体への影響は人それぞれなので気にする事はありません。

腹毛が濃くなっても、自然な現象だと思って受け入れましょう。

産後は腹毛が元に戻る


腹毛がどんどん濃くなっていき、ずっと濃いままなのかと心配になる方も多いと思います。
ですが、心配する事はありません。

腹毛が濃くなるのは妊娠中のホルモンバランスの影響なので、産後女性ホルモンが通常に戻れば自然に腹毛も薄くなっていきます。

体の色素沈着が元に戻ってきますので、妊娠中の肌荒れやシミも回復していきます。
毛や肌の変化はあくまで妊娠中の期間だけです。

産後に腹毛が元に戻れば、水着なども着て楽しめるようになるでしょう。

妊娠中の腹毛の濃さで赤ちゃんの性別がわかる？


妊娠中、腹毛が濃くなれば男の子、薄いままなら女の子という噂があります。
これは本当なのでしょうか？

結論から言うと、腹毛の濃さによって性別が分かるという話について医学的根拠はありません。

「お腹の中に男の子がいるから、男性ホルモンが増えて毛が濃くなっている」
という勘違いから生まれた話かと思います。

先述したように、毛が濃くなるのは女性ホルモンの影響なので、赤ちゃんの性別は全く関係ありません。

同じようなジンクスは他にもありますが、医学的根拠がないものが多いのであまり気にしないようにしましょう。

20週頃になるとエコーで性別がわかってきますので、それを楽しみに待つのがおすすめです。

妊娠中に濃くなる腹毛の対処法

毛が濃くなるのは妊娠中の自然な現象とは言え、マタニティフォトを撮影するためにお腹を綺麗にしておきたい方も多いかと思います。
毛を剃っても問題はないのか、どんな方法がおすすめなのかを紹介します。

妊娠中に腹毛を剃っても大丈夫？

皮膚の表面になりますので、剃っても赤ちゃんに影響はありません。
ただ、妊娠中は肌が敏感になっているので注意が必要です。

傷ついてしまうと肌荒れや痒みを引き起こす原因となってしまいます。
専用の除毛クリームなどを使い、剃った後はしっかりと保湿をするようにしましょう。

肌への負担をより少なくするためには、カミソリよりも電気シェーバーがおすすめです。
刃が何枚もあることによって、肌への負担を減らすことができます。敏感肌にも優しいものを選ぶと良いでしょう。

剃る以外では毛抜きや除毛クリームなどの方法もありますが、肌への負担を考えて避けた方が良いです。
もともと肌が強い人でも、妊娠中は誰でもデリケートな肌になっていますので注意しましょう。

エステで腹毛の脱毛はできる？

プロに任せて脱毛した方が綺麗になるかと思いますが、こちらの方法はおすすめできません。
エステのお店でも、妊娠中だと断られてしまうでしょう。

脱毛エステではレーザーを当てるため、お腹の中にいる赤ちゃんに影響がないとは言い切れません。
研究が進められていないため、影響があるのか現時点ではわかっていないのです。

そもそも妊娠中に脱毛しても効果はあまり得られません。
ホルモンバランスによって毛が濃くなるためです。

肌への負担も大きいので妊娠中の脱毛は避けてください。
どうしても脱毛したい場合は、妊娠前に施術を終わらせておくと良いでしょう。

腹毛を剃るタイミング

妊娠中は肌がとても敏感な状態です。そのため、毛を剃るのは必要な時だけにしましょう。

健診などの人に見せる前

2週間に1回は通う妊婦健診。
毎回お腹を見せるので､お医者さんに見られて恥ずかしい思いをする方も多いでしょう。

なので、どうしても気になる時だけ健診の前に剃るのは問題ありません。

ただ、臨月が近づくと1週間に1回の健診に切り替わりますので、毎回剃るのはおすすめできません。
剃る回数が多くなる事により、肌への負担も大きくなってしまうためです。

妊娠中であれば腹毛が濃くなる人は多く、お医者さんもたくさんの人を見てきています。
健診はそれほど気にせず、自然な状態で挑むのが良いでしょう。

マタニティフォトの撮影前


マタニティフォトを撮る場合、写真としてずっと残るものなのでなるべく綺麗にしておきたいですよね。
お腹にペイントをする方もいますし、1生に1回の機会かもしれないので、この時だけは剃っても良いでしょう。

剃った後はいつも以上に入念に保湿クリームなどでケアをしてください。
もし肌を傷つけてしまったら、せっかくのマタニティフォトが台無しになってしまいます。

なるべく肌への負担がないよう、優しく剃っていくことが大事です。

妊娠中に腹毛が濃くなるのは自然なこと！

お腹を触る妊婦さん
腹毛が濃くなるのは妊娠中のホルモンバランスが影響しているので、妊婦さんであれば自然な現象です。
変化していく体に気持ちが追いつかない事もあるかと思いますが、産後は元の状態にもどりますのであまり気にせず過ごしましょう。

どうしても気になる場合は、肌へ負担をかけない事を一番に考えて剃って下さい。
濃い腹毛はお腹の中に赤ちゃんがいる証でもあります。

妊娠中は気になっていても、産後に毛がなくなると少し寂しく感じるかもしれません。

赤ちゃんが育っている事を実感しながら、妊娠中は気にし過ぎずにストレス無く過ごすのが母体にとっても一番良い方法となります。

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